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2014年度卒(修士)

K.Sさん

​タキイ種苗株式会社

HP写真 S.jpg

G.Sさん

2024年度卒(博士)

雪印種苗株式会社 

皆さん始めまして、2025年博士課程卒のSです。

五味研究室ではイネの重要病害のイネ白葉枯病に対して植物ホルモンのジャスモン酸が抵抗性を誘導する際に非常に重要なので、その制御機構などについての研究が進められています。私はイネ白葉枯病に対するジャスモン酸の作用についてだけでなく、複数の植物ホルモンがどのように相互作用(クロストーク)して防御に関わっているのかについて研究を行っていました。もちろん、どのテーマになっても勉強しないといけないことはとても多く、大変だと思うのですが、私の場合はそれに加えて二つ以上の別の植物ホルモンについての勉強と、その関係性についてこれまでわかっていることについての勉強など、学部生の間ずっとへらへら、のらりくらり、ちゃらんぽらんと生きてきた自分にとって最初はとても大変でした。私の研究室分属当初はそんな感じでしたが、紆余曲折あり、博士課程まで進学し、とても長い研究室生活を送ったことで、その間しっかりと自分のテーマに向き合い、努力を続けたおかげでとても成長することができたと思います。

「五味研究室は厳しい研究室なんでしょ?」とこのHPを見ている皆さんは思っているかもしれませんが、自分に今一番足りない能力を成長、獲得するためには香川大学農学部のなかで一番の研究室だと思います。また「研究職に就きたい」とか「論文いっぱい出てるから」と思って分属しようか悩んでいる人もいると思います。私も研究室を選ぶときに論文がどのくらい出ているのか、OBOGの方々の就職先などについて調べてから研究室に訪問していましたが、結局就職先や論文は研究室に分属してからどれだけ頑張るか、どれだけ成長できるかに1,000,000%かかっていると思います。実際、有名企業や研究開発職で働いている先輩方や、在学中に論文を出している先輩方は一人残らず全員努力し続けた人達です。

「そんな簡単に努力努力、成長成長~とか言われてもどうすりゃいいんだよ!」と思っている人もいると思います。私の場合はその方法を学べた場所が五味研究室であり、そのおかげで論文を投稿することができたり、研究開発職として働いたりすることができたのだと思います。ただそこがゴールではなく、先生や先輩方のように自分もかっこいい大人になれるようにこれからも頑張り続けていこうと思っています。研究室分属で悩んでいたり、授業でHPを紹介されて覗いてみたりしている皆さんが、少しでも五味研究室に興味を持ってくれたのであれば、ぜひ研究室に足を運んで、研究室の空気感を味わってみてください!

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