五味研ホームページを閲覧の皆様、はじめまして!!

 

　私は、五味研究室で『イネ病害抵抗性誘導時に重要なジャスモン酸シグナル伝達機構の解明』というテーマで研究を進めていました。”植物ホルモンであるジャスモン酸がイネ白葉枯病抵抗性を強化する”というスタートとゴールが明らかとなっている中でスタートからゴールまでを繋ぐルート(分子メカニズム)を解明すべく転写因子に着目し、その転写因子がどのような働きをするかを研究していました。特に、着目した転写因子が二次代謝産物（例えば香りや細胞壁構成成分）の合成に関与することや他の植物ホルモンとのクロストークに関与することに興味を持っていました。

 

　さて、皆さんは五味研究室にどのようなイメージをもっていますか？

　楽しい？やりがいがありそう？きびしい？つらい？

　私は『やりがいがありそう!!』が一番でした。それは五味先生、そして所属していた先輩方の姿を見ていたからです。実際に私が分属してからもそのイメージは崩れませんでした。頑張ること、努力することは当たり前のことでした。だからこそ今の自分がいると思っています。

　こういう雰囲気の研究室は多くありません。自分を高めるためステップアップするためには絶好の研究室です。ただ、五味先生は手を差し伸べてくれますが、引っ張り上げてはくれません(笑)。これは決して五味先生が意地悪をしてるわけでなく、自分の力で上り詰めることの重要性を指導してくれているのだと思います。自分で何かを成し遂げたい人は五味研究室にマッチするでしょう。

 

　私もまだまだ未熟者です。

　ただ、ひとつ自信になったことは五味研究室で研究を進め、博士号を取得できたことです。皆様はこれから大きな選択を迫られ、時には喜び、挫折をあじわうことがあると思います。それは、私も同じです。これからの人生を後悔しないためにも選択肢を狭めず、やりがいがある学生生活を送りたい人は一度、五味研究室の扉を叩いてみてください。この文書を読んで五味研究室に入った人がいれば、将来どこかでお会いしてお話ししましょう。